医師 求人 父の日 「おもしろき こともなき世を おもしろく」 Collapse を読んで。
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Collapse: How Societies Choose to Fail or Succeed (Jared Diamond)

読書期間:09年4月中旬〜5月21日。
オススメ度:★★★★★ このブログ読んでるような人は多分気に入ります。
参考① Jared Diamond on why societies collapse
TED.comに筆者が載ってました。興味のある方は是非!!すぐ横にtranscriptもあるので、英語の勉強にもいいです。
(TED.comについては、TED.comは、最高レベルの英語学習コンテンツでは? をどうぞ。)
参考② 彼の前著に、Guns, Germs & Steel  The Fates of Human Societiesがあります。これも僕は好きです。

目次はこのエントリの最後につけておきます。

この本は、去年の森林科学科の専門講義「造園学」で、教授が紹介してました。気になったから読んでみた。

過去には数々の崩壊した文明がある。マヤ文明とか、イースター島とか。彼は、それらの文明が崩壊した理由について探っていく。それぞれの文明の特徴は違うが、共通しているところがたくさんある。様々な環境問題。それを引き起こす文明の意思決定の問題。彼はさまざまな例を持ち出して、それらをこと細かく説明する。また、彼は過去の崩壊した文明ではなく、現在の崩壊した国?の例もあげる。また、成功例もしっかりと記述していく。

これらを見比べてみると、どうも現在の僕らの世界って、過去の崩壊した文明と似たところがいっぱいあるよね。。ちゃんと取組まないとね。

っていうのがこの本のあらすじ。

この本を薦める理由

その1
構成が半端なくいい!すごくうまくまとめてある本。今までこんなに奇麗にまとまった本は読んだことがない(下手な教科書よりも読み物的に読める点で断然いい!)英語のライティングの教科書に書いてあるような書き方。考える技術・書く技術—問題解決力を伸ばすピラミッド原則そのままです。とても奇麗なピラミッドができてる本。縦のつながり、横のつながり、どっちの方向にいってもきれいに書かれている。だからすごく理解しやすい。

チャプターレベルでは、それぞれのチャプターがその順番でないといけない!!って思うくらい奇麗にまとまっている。読んでいくうちに、なるほどーーって思う。とにかく、どのレベルをみてもすばらしく奇麗に書かれている。こんな風に自分も書けるように心がけたい。

その2

内容がしっかりしている。それぞれのトピックについて、びっくりするくらい深く掘り下げている。日本の林業についても出てきた。若干、「ん??」って思うところはあったけど、この本の趣旨を鑑みれば十分深く、広く説明されていました。その他にも僕が個人的に興味があった、イースター島とか、ハイチ・ドミニカなども説明されてた。これはいいです!
読者によっては冗長だと思うかもしれないけど、そんなときは読み跳ばせばいいだけだし。

筆者は、現在UCLAの教授です。専門は、Physiology, Biophysics, Ornithology, Environmentalism, Ecology, Geography, Evolutionary Biology, Anthropologyだそうです。詳しくはwikiのJared Diamond をどうぞ。彼の幅広い専門分野と、長い研究生活がこんなにも広く深い記述を可能にしてるんでしょうね。

うまくこの本の魅力が伝わらないね。興味がある人は僕に直接聞くか、アマゾンでレビューを見てみるか、買って読んでください。

目次

Prologue: A Tale of Two Farms

Part One: Modern Montana
Chapter 1: Under Montana's Big Sky
Part Two: Past Societies
Chapter 2: Twilight at Easter
Chapter 3: The Last People Alive: Pitcairn and Henderson Islands
Picairn before the _Bounty_ / Three dissimilar islands / Trade / The movie's ending
Chapter 4: The Ancient Ones: The Anasazi and Their Neighbors
Chapter 5: The Maya Collapses
Chapter 6: The Viking Prelude and Fugues
Chapter 7: Norse Greenland's Flowering
Chapter 8: Norse Greenland's End
Chapter 9: Opposite Paths to Success
Part Three: Modern Societies
Chapter 10: Malthus in Africa: Rwanda's Genocide
Chapter 11: One Island, Two People, Two Histories: The Dominican Republic and Haiti
Chapter 12: China, Lurching Giant
Chapter 13: "Mining" Australia
Part Four: Practical Lessons
Chapter 14: Why Do Some Societies Make Disastrous Decisions?
Chapter 15: Big Businesses and the Environment: Different Conditions, Different Outcomes
Chapter 16: The World as a Polder: What Does It All Mean to Us Today?
further readingsも読んでみると面白いです。

p.s.
このエントリ、ブックレビューになってない?ただ紹介しただけだよね。次から気をつけます。
2009.05.23 Sat l ブックレビュー l Comments (0) Trackbacks (0) l top

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