医師 求人 父の日 「おもしろき こともなき世を おもしろく」 Dave Barry Does Japan を読んで
does japan

Dave Barry Does Japan (Dave Barry)

読書期間: 5月22日〜31日
オススメ度:★★★★★(日本を外からみたらどう見えるのか気になる人、アメリカのジョークってこんなんなんだ、って思いたい人。)
      ★★★☆☆(それ以外)

読んだ理由:ルームメートに、「この本めちゃくちゃおもしろいよ!!」って勧められたから。また、内容が日本を旅行したアメリカ人が書いた、コメディーだったから。個人的に、日本がどうみえるのか気になる訳ですよ。

参考:日本語訳もあるみたいです。デイヴ・バリーの日本を笑う 日本語で彼のジョークがどうなるのかわかりませんが、アマゾンのレビューをみた感じ、かなり良さげです。


あらすじ:アメリカの超有名?なコメディアン、Dave Barryが3週間の日本滞在し、そこでの経験を元にしたコメディー本。91年に日本にいっているので、若干古いと感じるところもあるが、おおむね問題ないかと。



読む前に、なんで彼がこんな本を書いたのかぼんやりと考えていた。んで、僕は2つの理由に落ち着いた。

1)日本の理解を促進するため。
コメディーとかユーモアって、なんか特別な力を持っているように思える。余計な先入観とか抜きで受け入れられると思うんですよ。お堅い討論番組とかだと、ガチガチにガードしちゃうけど、お笑い番組ってゆるい雰囲気でみれるじゃん?彼は、そういったコメディーの特別な力を利用して、アメリカ人の日本への理解を促進しようとしたのではないでしょうか?この頃って、日米貿易摩擦やらソニーのコロンビア映画買収とかで、すごい日本バッシングされてた頃だし。

でも、これって、なぜ彼がこの本を書くことになったかの理由にはならないよね?出版社Random Houseっていうところだし(ドイツのBertelsmannってメディアの傘下らしい)。別に、日本の理解を促進させようっていうインセンティブないよね?

2)日本はネタになる!
出版社かだれかが日本はネタになる、って思ったから、とりあえず彼に日本に行ってもらって本を書かせた。多分おもしろい本が書けるだろうし、日本ってそのころ注目されてたし。crazyな日本についてちょっと本を書いてみよう、ってことになったんじゃないだろうか。。

多分後者があってると思う。正直どうでもいいけど。

さて、内容は、とにかく面白い。僕がやっとこっちのジョークになれてきたからかもしれないけど、いちいち面白い。たまに寒いのもあるけど、アメリカ人たちにはすべてが面白くて仕方がないのだろう。彼の切り口がおもしろいのと、日本がおもしろいのが絡み合って、めちゃめちゃおもしろい。

1つ彼がつくった表を紹介したい。
Picture 2
ちっちゃいから、クリックして拡大してください。
つまらない?

彼はひたすらジョークを飛ばしていく訳だが、chapter 10で広島についても書いている。ここは、ジョークのトーンは下がっている。彼は広島の原爆記念館にいったり、8月5日の追悼式にもいっている。この章では、そこでの感想をたんたんと述べていた。

「記念館では、なぜ原爆が落とされるに至ったかの経緯が全く説明されておらず、あたかも原爆が突然落ちてきて、あの悲劇を起こしたかのような展示になっている。」とか、「追悼式はどうもお祭り感覚になってきてしまっていて、アメリカのMemorial Dayみたいになっちゃうんじゃないか。」

彼は、最後のConclusionで、以下のように述べている。

In Japan, I found myself wondering what it would be like to be Japanese, to live in a society wherein you could automatically assume that you'd receive a certain level of respect and courtesy, even from strangers. Because they aren't really strangers. They're members of your club.

The drawback, of course, is that the club has a lot of rules, strict rules. (中略) The nail that sticks up gets pounded down, that's what Japanese children are taught. Different is bad.

This is a good philosophy if you want to crank out defect-free cars, but it's not so good if you want a diverse, dynamic culture. (中略)the Japanese are bored with their ritualized, traditional, superrestrictive culture. (中略) We American have a troubled, chaotic, friction-filled society, but it's never boring. Japanese may be ahead of us in some areas of technology, but they're a long way from being abole to produce, for example, James Brown.



ただ適当にジョークを飛ばしてた訳じゃない。これは最後の結論のところに書かれていることだが、この本のそこら中に垣間見えるテーマでもある。正直、そんなことは日本人はずっと前から知ってるし、聞かされてきた。よく聞くじゃん?「そこが変だよ、日本人」みたいな感じで。正直目新しい問題提起ではない。ありきたりではある。

でもそこで、「だから、どうしたん?」ってならずに、一歩進めれるようになりたいと思いました。なんでそうなったのか、ならなかったのか、これからどうなっていくのか。自分はどうしたいのか。とかちゃんと考えないとな、って勝手に思いました。

ではでは。
2009.05.31 Sun l ブックレビュー l Comments (2) Trackbacks (0) l top

Comments

ありきたり過ぎてつまんないw
もう20年前だから多少許されるかもしれないけど。

日本人は本当にboredなのかね?
確かに、人を型にはめる社会構造と文化故に日本は特殊な問題を抱えてるけど、
boringでは絶対ないと思うけど。
むしろアメリカの方がt(略

存在する問題はなんとかすべきだけど、
日本そのものは変えなくてもいいと
私は思いますがね。

彼が言ってる「ダイナミックで~」な文化って、北米にしか存在しないし・・・
2009.06.02 Tue l ドラさん. URL l Edit
No title
>ドラさん
内容はありきたりで、つまらないかもしれませんが、筆者の書き方がとてもおもしろかったです。本全体としても、僕は楽しんで読めました。

boredは、Japanese are bored.で、日本人は退屈している。
boringは、Japanese are boring.で、日本人はつまらない。
っていうちがいですか?
2009.06.03 Wed l hiroki. URL l Edit

Post a comment












Trackbacks

Trackbacks URL
http://hiroki0129.blog126.fc2.com/tb.php/29-122bb6be
Use trackback on this entry.